パナマと言えばパナマ運河! 行き方・情報まとめ


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パナマ運河という名前は1度は聞いたことがあるけど、実際のところ何かはよく分からない。。という方も多いかもしれません。私もその1人でした。


パナマ運河について調べてみると、いろんな発見があり、面白いそう!
と行きたくてたまらなくなり、実際に行ってきました。


ということで、今日はパナマ運河について書いていきますー!

 

 

パナマ運河とは??


パナマ共和国にあるパナマ地峡を開削(土地を切り開いて運河や道路をつくること)して、太平洋とカリブ海を結んでいる閘門(こうもん)式運河です。

 

閘門式運河・・・閘門を設けてその開閉操作によって水位を調整し、船舶の通過をはかるようにした運河。


閘門・・・固定された閘室(前後を仕切った空間)内の水位を変えて、水位の異なる河川や運河の間で船を上下させるための装置。


この仕組みを用いてつくられたのが、パナマ運河です。

簡単にまとめると、

『土地を切り開き、水位に差があり船が通れないところを上記の装置をつくることで、水位を一緒にし船が通れるようにしたもの』ということになります。

 


パナマ運河があることによって、マゼラン海峡ドレーク海峡を回り込まずにアメリカ大陸東海岸と西海岸を行き来できるようになっています。


区間にもよりもますが、マゼラン海峡ドレーク海峡を船でまわり込むと、通常だと20日以上かかるアメリカ東西間や北米・南米間の海運移動が、

パナマ運河を通ることでなんと!24時間で通過できたりするそうです!!

 

これは、かなりすごいですよね!!

 


スエズ運河を拓いたフェルディナン・ド・レセップスの手で1880年に開発に着手したものの、難工事とマラリアの蔓延により一旦放棄されてしまいます。

 

その後、30年以上の時を経てアメリカによって建設が進められ、10年の歳月をかけて1914年に開通しました。

 

長らくアメリカによる管理が続いてましたが、1999年12月31日にパナマに完全返還されました。現在はパナマ運河庁 (ACP) が管理してます。

 

全長約80Kmで、最大は200mもあります。


国際運河であり、船籍・軍民を問わず通行が保証されています。

 


パナマ運河への行き方

 

パナマ運河(ミラフロレーレスビジター)の場所はここです↓

 


首都のパナマシティ市内にあるアルブロック駅(Estación Albrook)駅から、ミラフローレス行きのバスに乗って行くことができます。

 

アルブロック駅の場所はここです↓

 

 ただ、乗り場が分かりにくく何の表示もなかったので人に聞きながらやっとのことでバスに乗ることができました。。


所要時間は約20~30分です。


建物の前まで行ってくれるので、わかりやすかったです。


バスの料金は0.25ドルで、乗る時にICカードをタッチして支払います(アルブロック駅内で購入できます)。

ちなみにミラフローレスビジターセンターにはICカードに現金をチャージする機械がありませんでした。

 

それを知らず、帰りは残高不足でバスに乗れずアルブロック駅までタクシーで帰るはめに。。笑 料金は10USドルでした。


観光地なので、タクシーはたくさん待機していました。


往復バスを利用して安く済ませたいなら、事前にターミナルなどでチャージしておいて下さい。

 


③実際の観光情報


まず窓口で入場チケットを購入します。1人20USドルです。


クレジットカードでも購入可能でした。


営業時間は毎日8時〜18時です。


 

建物内のエスカレーターを登っていくと、運河全体を見渡せる展望台があります。


そこから巨大な船舶が目の前を通過していく様子を見ることができちゃいます!

 

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展望台から見た様子。

遠くから船が入ってくるのが見えます。


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目の前まで来るとかなり大きな船なのがわかります。


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写真を見てもらったら真ん中の閘門を隔てて、左と右で水位に大きな差があるのがわかるかと思います。

 

ここから左側の水量を増やす⇨左右の水量が一緒になったら閘門を開ける⇨船を通過させる、というのが一連の流れになります。


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無事に、船が通過していきます!


実際に間近で見ると、船はめちゃくちゃ大きくて幅もギリギリです!


船が通過するひととおりの行程は、30〜40分はかかっていたかなと思います。


しかし、この巨大な装置をたくさんの人々が長い長い年月をかけ途方もない苦労をしながら完成させ、


それが今こうして現代で活かされている様子を目の前で見ることができ、すごく感激してしまいました!


私は飽きることなくずっとその様子を眺めていました笑


本当に行く価値が十分にあると思います!!


ただ、展望台は観光客であふれているので可能であれば朝早めから行くといいかも知れません。


また、建物内にはミュージアムが併設されており、パナマ運河の歴史などを知ることができる資料が多く展示されています。


入場チケットがあれば入れるので、空き時間にぜひ足を運んでみて下さいね。

 


④まとめ


訪問日:2019年12月30日


料金:
入場料 20USドル
行きバス代 0.25USドル(ICカード利用)
帰りタクシー代 10USドル
合計 30.25USドル


おすすめ度:★★★★☆

 

 


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


それではまたー!


nana#